ホームページ制作会社・デザイナーを選ぶポイントについてご紹介します。
どうやって発注先を選んだらいいか分からないという方は参考にしてみてください。
まずは事前の準備
制作会社選びの前に、すでに失敗している原因の一つに「事前の準備不足」があります。
一見、自社の準備はしなくてもいい思われるかもしれません。しかし、そんなことはありません。
適切な制作会社・デザイナーに見積もりを依頼することができても、失敗しないためには最低限の事前準備が必要です。
ホームページ制作を依頼する上で、最低限決めておく必要があるのが、
・目的(ホームページで売り上げをあげたいなど)
・納期(2021年9月1日にサイトをオープンしたいなど)
・予算(100万円まで抑えたいなど)
この3つが決まっていない案件は、制作会社・デザイナーもどこから手を付けていいのか、対応していいのかわかりません。具体的に決めていなくとも、ぼんやりでもいいので方向性は決めておきましょう。
事前に管理・運用の方針を決めておく
ホームページの性質によっては作成して終わりではなく、公開後も継続的に管理・運用していく必要があります。ですので、
・ホームページの運用は業者に依頼するかどうか
・依頼するなら月々の予算はどのくらいかするかどうか
・ホームページ運用時に制作会社に求めるものは何か
といった内容を事前に決めておき、制作を始める前に運用について制作会社・デザイナーとある程度決めておく必要があります。初期費用が安くても、月額の運用費用が高ければ、合計の支払い総額は大きくなるということもありますし、また、ホームページの管理・運用費は、依頼する内容によって大きく変動しますので、確認は必要です。
ホームページ制作会社・デザイナーの選び方のポイント5つ
長期に渡って付き合える制作会社・デザイナーかどうか
ホームページ制作業は、極端な話をすれば、パソコン1台で明日からホームページ制作者を名乗ることができます。
ですので、1人で活動しているフリーランスの方も多く、社員数10名以下のホームページ制作会社(業者)が日本全国に乱立しています。そのため、スキルの差が激しく、デザインに強いデザイナー、システムに強いエンジニア、総合力に強い大規模会社などの傾向に分かれます。デザインに強いデザイナーはデザインの見栄えがよいホームページの制作を得意としていますし、システムに強いエンジニアはオリジナルのシステム構築やセキュリティに強いホームページの開発を得意としています。
ただ、一概に言えることは、ホームページは5年10年と長期にわたって運用するものです。長期に渡って付き合える制作会社・デザイナーを選ぶべきです。
傾向として小規模なホームページ制作会社やデザイナーは、余計な人員がいない分、格安で対応してくれるところも多いですが、ホームページの更新作業や5年後にホームページのリニューアルといった場面に、制作会社が倒産していまったということがないようにしなければなりません。
また、倒産リスクの少ない大規模な制作会社でも、当時の担当者と代わってしまった、デザイナーが退職していないといったリスクがあります。
さらに、大規模な制作会社は大規模予算のホームページ制作をしているだけに、制作費を抑えることは難しくなる傾向があります。
対面で打ち合わせが可能かどうか
よく「訪問で打ち合わせができるか」という項目が挙げられますが、近年ではコロナの影響もありリモートワークの人も増え、直接に訪問しなくなってきています。ですので、そうした変化の中でWeb会議などで打ち合わせを済ませてしまうケースを耳にします。
しかし、例えば、ホームページの細かいニュアンスなどを説明しようと思った時に、メールや口頭だけで伝わるでしょうか?
特に、初めての打ち合わせなどでは、膨大な確認事項やヒアリングがあります。デザイナーは、クライアントと同じものを目にして認識をすり合わせ、意図を汲み取ります。最初から、web会議やメールでのやり取りで終わりそうな場合は要注意です。「なんだかやりにくいな」という感覚は見過ごさないようにしましょう。
同業他社の制作実績があるかどうか
同業種の制作経験があると、その業界自体の説明をイチからする必要がなかったり、問題点なども踏まえて制作してもらえるのでやり取りがスムーズになる可能性が高いです。
業界特有の説明が必要な場合、同業他社の実績がある制作会社に依頼するメリットがあります。特に、制作会社自体には実績があっても、担当者に実績がない場合は、困難を極めます。
開設・リニューアル後のサポート体制は整備されているか?
ホームページは解説・リニューアルしたら終わりではありません。
むしろ、そこからがスタートであり、定期的にコンテンツ(情報)を追加して集客力を高めなければ、売上げにはつながりません。
ホームページの更新ができておらず、アクセス数が少ない…。検索上位を獲得しているキーワードもほとんどない…というホームページは実は少なくないのです。
ですので、ホームページ公開後もそうした保守運用をしてくれる制作会社かどうか、自社で運営していくかどうかは大事なポイントになります。
ですが、ホームページを運営する場合、トラブルはつきものです。特に社内のホームページ担当者や、制作会社のサポート担当が退職したときなど、ダメージが大きくなります。
一番よくあるのが、「ホームページの編集方法がわからず更新作業が滞る」という事態です。
現在、ホームページ制作時に多く導入されているCMS(ワードプレスなど)は操作方法がかなり簡単になってきているので自社でも更新作業ができますが、それでも思ったとおりの表現ができず、編集の途中で詰まってしまう場面は多々あります。
そんな時に、サポート担当窓口にいくら電話してもつかまらない・専門用語ばかりで言ってる意味がわからないと耳にします。操作方法がわからない時や、ホームページの運営方針について相談したい時、何らかの不具合が発生した時などに何度電話してもつながらない…といった、無駄な待ち時間やストレス、不具合を迅速に直せないことによる機会損失は、大きなものとなります。
パソコンやWebの初心者が中心の会社であれば、きめ細かく電話で相談できてホームページの運営方針についてもアドバイスしてくれるホームページ制作会社やデザイナーを選ぶべきです。
担当者のスキルやセンスがあるかどうか
一般に、ホームページの良し悪しは、多分に制作会社の担当者やデザイナーのスキルやセンスに依存します。
優秀な担当者に「たまたま」依頼できれば、非常にコストパフォーマンスの良いホームページができますが、逆の場合は悲惨な目にあいます。
ホームページ制作は、若手が活躍している業界でもあります。優秀な若手も多く活躍している一方、まだまだ実力不足な面も否めない人もいます。例えば、入社2~3年目の若い大工さんに家を建ててもらいたいと思うでしょうか?できれば、熟練した大工さんに家を建ててもらいたいと思うはずです。
それと同じで、ホームページ制作やデザインは職人の世界に共通する部分があります。
担当者のスキルやセンスを見抜くのは難しいことですが、少なくてもキャリア10年以上の方に依頼したほうが良いです。
制作会社の実績ももちろんですが、担当のスキルやセンスを重視すべきです。
ホームページ制作は会社・デザイナー選びによって、その後の成果が大きく左右されます。
優良な会社・デザイナーをしっかり選んで、プロジェクトを成功することを祈っております!
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